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皆さんは「kitpas」という画材をご存知ですか?

本日5/28、ガラスや窓に直接描けて、水で簡単に落とせる画材「kitpas」を製造している、日本理化学工業株式会社を視察しました。


日本理化学工業は、チョーク製造から始まった会社です。現在、社員87名のうち64名が知的障がいのある方で、そのうち半数以上がIQ50以下の重度知的障がいのある方々です。


しかし、そこで働く皆さんは「支援される人」ではありません。

会社にとって欠かすことのできない、大切な戦力です。


作業場で働く皆さんの姿は、本当に真面目で、一生懸命で、そして誇りを持って仕事に向き合っているように感じました。


日本理化学工業では、障がいのある社員の皆さんに対して、特別な知識や専門的な理論だけで向き合っているわけではないそうです。


大切にしているのは、

「この人は必ずできる」

と信じること。


できない理由を本人の能力不足にするのではなく、どうすれば理解できるのか、どうすれば安心して力を発揮できるのかを、教える側、会社全体で考えていると言います。


「理解できないからできない」のではなく、

「理解できる伝え方に、こちらがまだたどり着いていないのかもしれない」


その視点が、何より大切なのだと学びました。


日本理化学工業で働く多くの障がいのある社員の皆さんは、定年まで働いていらっしゃいます。賃金も、神奈川県の最低賃金以上を確保されているとのことです。


これは、障がいのある方々が「働ける」ということを示しているだけではありません。


私たち社会の側が、環境を整え、伝え方を工夫し、可能性を信じて関われば、人は必ず力を発揮できるのだということを教えてくれています。


学校現場でも、地域でも、職場でも、この理解がもっと広がってほしい。

「できない」と決めつける前に、

「どうすればできるか」を一緒に考える社会へ。


障がいのある方への理解が広がり、誰もが自分らしく力を発揮できる地域をつくるために、全力で取り組んでまいります。

 
 
 

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